【トリビア】手形貸付の場合の対応

金融取引と印鑑
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手形貸付は、短期資金の借入に利用されることが多く、金融機関は、顧客が振り出した融資額と同額の金融機関宛の約束手形を借用証書のかわりに振り出してもらって融資を実行します。
手形貸付にあたっては、融資取引の基本契約書である銀行取引約定書(一度提出するだけで良い)と「借入手形(手形貸付の都度提出)」に債務者として署名し実印を押す事が必要です。
なお、当座勘定取引締結後、取引先に交付された「統一手形用紙」上に押す印鑑は当座勘定取引用の「届出印」ですが、借入手形に振出人として押す印鑑は「実印」ですから注意する必要があります。